「派遣会社の担当営業と合わない……」
「連絡しても返信が遅い」
「相談してもきちんと対応してくれない」
「担当営業を変えてほしいけど、そんなことを言って大丈夫?」
派遣で働いていると、このように担当営業との関係に悩むことがあります。
担当営業は、仕事の紹介だけでなく、契約更新や時給についての相談、派遣先で困ったときの調整など、派遣スタッフをサポートする役割があります。
だからこそ、担当営業の対応に問題がある場合は、無理に我慢し続ける必要はありません。
私は人材派遣営業を8年間経験し、多くの派遣スタッフを担当してきました。
この記事では、派遣営業経験8年の立場から、担当営業を変えてもらったほうがいい7つのケース、担当変更を依頼する方法、電話・メールでの伝え方、注意点までわかりやすく解説します。
この記事の結論
- 派遣会社に担当営業の変更を相談することは可能
- 担当営業本人ではなく、上司・営業所の責任者・相談窓口などに相談する方法もある
- 「担当者が嫌」ではなく、何に困っているのかを具体的に伝える
- 連絡がない・相談しても対応しない状態が続くなら担当変更を検討する
- 担当営業だけが問題なら、派遣会社を辞める前に担当変更を相談する
- 派遣会社全体の対応に問題があるなら、派遣会社を変える選択肢もある
派遣会社の担当営業は変えてもらえる?
結論からいうと、派遣会社に担当営業の変更を相談することは可能です。
担当営業の対応に問題があったり、コミュニケーションがうまくいかなかったりする場合は、担当営業本人だけでなく、営業所の責任者や上司、会社の相談窓口などに相談できます。
ただし、「担当営業を変えてください」と伝えれば、必ず変更されるとは限りません。
派遣会社の人員状況などによって、すぐに担当変更ができない場合もあります。
そのため、担当営業への不満を感情的に伝えるのではなく、次の3つを整理して伝えることが大切です。
- 何に困っているのか
- どのような対応をしてほしいのか
- 今後どうしてほしいのか
例えば、
「担当者が嫌だから変えてほしい」
だけではなく、
「連絡が何度も遅れて契約更新について不安を感じているため、担当変更について相談したいです」
のように、具体的な事実と希望を伝えるほうが話は進めやすくなります。
担当営業を変えてもらったほうがいい7つのケース

担当営業との関係に少し不満があるだけなら、すぐに担当変更を求める必要はありません。
一方で、次のような状態が何度も続いているのであれば、担当変更を相談してもよいでしょう。
- 連絡しても返信がない
- 約束したことを何度も忘れられる
- 派遣先で困っていることを相談しても対応してくれない
- 契約更新について説明してくれない
- 時給などの相談をまともに聞いてくれない
- 担当営業と話がかみ合わない
- 担当営業に相談すること自体がストレスになっている
① 連絡しても返信がない
担当営業に連絡しても、何日も返信がない場合です。
特に、次のような急ぎの相談をしているにもかかわらず対応がない場合は注意が必要です。
- 契約更新について確認したい
- 派遣先でトラブルが起きた
- 勤務条件について相談したい
- 勤務について困っている
1回返信が遅れただけで、すぐに担当変更を考える必要はありません。
しかし、何度連絡しても返信がない状態が続くのであれば、担当変更を相談する理由になります。
② 約束したことを何度も忘れられる
例えば、次のようなケースです。
- 「確認して連絡します」と言われたのに連絡がない
- 「○日までに企業へ確認します」と言われたのに報告がない
- 同じ確認を何度もしなければならない
もちろん、1回の連絡漏れだけで担当営業を判断する必要はありません。
ただし、同じことが何度も繰り返されると、担当営業との信頼関係を築くことが難しくなります。
③ 派遣先で困っていることを相談しても対応してくれない
派遣先では、次のような問題が起きることがあります。
- 聞いていた仕事内容と違う
- 職場の人間関係で困っている
- 残業について相談したい
- 勤務条件について確認したい
このような問題を担当営業へ相談しても、まともに話を聞いてもらえない場合は問題です。
もちろん、派遣スタッフの希望をすべて派遣先企業へ伝えればいいというわけではありません。
しかし、少なくとも事情を聞き、必要に応じて派遣先と調整することは担当営業の重要な役割です。
相談しても何も対応してもらえない状態が続くなら、担当変更か派遣元変更を検討してもよいでしょう。
④ 契約更新について説明してくれない
契約更新が近づいているのに、
- 更新するのか分からない
- 派遣先がどう考えているのか教えてもらえない
- 今後の見通しについて説明がない
という場合は、まず担当営業へ確認しましょう。
契約更新は、派遣スタッフの今後の働き方に直接関係します。
それにもかかわらず、何度確認しても説明がない場合は、担当営業の変更を相談することも選択肢になります。
⑤ 時給交渉などの相談をまともに聞いてくれない
派遣スタッフが、
- 仕事の負担が増えたので時給について相談したい
- 契約更新のタイミングで時給アップを相談したい
- 以前より担当する業務が増えた
と考えた場合、まず担当営業へ相談することになります。
もちろん、時給アップを希望したからといって、必ず時給が上がるわけではありません。
ただし、相談そのものを聞いてもらえないのであれば問題です。
担当営業には、スタッフの希望を企業へ伝えたり、企業側の反応を確認したりする役割があります。
⑥ 担当営業と話がかみ合わない
担当営業との相性が合わないケースもあります。
例えば、
- 話を最後まで聞いてくれない
- こちらの希望を理解してくれない
- 一方的に話を進める
- 何度説明しても話が伝わらない
といった場合です。
これは必ずしも担当営業が悪いとは限りません。
営業とスタッフのコミュニケーションの相性が合わないだけの場合もあります。
それでも、仕事に支障が出るほど意思疎通が難しいのであれば、担当変更を相談する価値があります。
⑦ 担当営業に相談すること自体がストレスになっている
意外と重要なのが、このケースです。
例えば、
- 「担当営業に相談すると嫌な顔をされそう」
- 「また何か言われそうだから相談したくない」
- 「何を言われるか不安で連絡できない」
と感じるようになっている場合です。
担当営業は、派遣スタッフが困ったときに相談する相手でもあります。
相談すること自体がストレスになっているのであれば、無理に我慢し続ける必要はありません。
派遣会社の担当営業を変えてもらう方法【5ステップ】

担当変更を相談するときは、いきなり担当営業を批判する必要はありません。
次の流れで進めると、比較的スムーズです。
- 担当営業への不満や問題を整理する
- 担当営業に改善してほしい点を伝える
- 改善されるか確認する
- 改善されない場合は責任者などに担当変更を相談する
- 担当変更後に必要な情報を引き継ぐ
STEP1:何に困っているのか整理する
まずは、「なんとなく担当者が嫌」という状態から、具体的な問題に整理しましょう。
- 返信が遅い
- 約束を守らない
- 相談を聞いてくれない
- 契約更新の説明がない
- 時給交渉を相談できない
- 希望を理解してくれない
具体化しておくと、担当変更を相談するときにも説明しやすくなります。
STEP2:担当営業に改善してほしい点を伝える
担当変更を考えるほどの問題であっても、まずは本人に改善してほしい点を伝える方法があります。
例えば、
「契約更新について確認したいことがあるのですが、前回も返信までに時間がかかったので、今後はもう少し早めにご連絡いただけると助かります」
のように、感情ではなく具体的な事実と希望を伝えます。
STEP3:改善されるか確認する
改善をお願いした後は、担当営業の対応が変わったか確認します。
1回のミスだけで判断するのではなく、その後も同じ問題が続くのかを見ることが大切です。
STEP4:改善されなければ担当変更を相談する
改善されない場合は、担当営業本人ではなく、営業所の責任者や上司、会社の相談窓口などに担当変更を相談しましょう。
このときも、担当営業の人格を批判するのではなく、具体的な出来事を伝えます。
例えば、
「○月頃から連絡の行き違いが何度かあり、契約更新についても不安を感じています。改善について一度相談しましたが、その後も同じ状況が続いているため、可能であれば担当変更についてご相談したいです」
という伝え方なら、相手も状況を把握しやすくなります。
STEP5:新しい担当者へ必要な情報を引き継ぐ
担当変更が決まったら、これまで相談していた内容や現在の状況を新しい担当者へ伝えます。
特に、次の情報を整理しておくとスムーズです。
- 現在の仕事内容
- 契約期間
- 契約更新についての状況
- 派遣先で困っていること
- これまで担当営業へ相談していた内容
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担当営業を変えてもらうときの伝え方
担当変更を依頼するときに大切なのは、
「担当営業が嫌だから変えてほしい」
ではなく、
「今後のサポートについて相談したい」
という形で伝えることです。
電話で担当変更を依頼する場合
具体的な理由を聞かれたら、次のように伝えてもよいでしょう。
「少し担当の方についてご相談したいことがあります。現在、担当営業の方とのコミュニケーションで少し難しさを感じている部分があり、今後のサポートについて一度ご相談できればと思っています。」
もう少し具体的に伝えるなら、
「連絡の行き違いが何度かあり、今後の契約更新などについても少し不安を感じています。可能であれば、担当変更についてご相談できないでしょうか。」
これくらいの伝え方でも十分です。
メールで担当変更を依頼する場合の例文
担当営業ではなく、営業所の責任者や相談窓口などにメールで相談する場合は、次の文章を使えます。
件名:担当営業についてのご相談
お世話になっております。
現在担当いただいている営業担当者について、ご相談がありご連絡いたしました。
これまで対応いただいている中で、連絡の行き違いや確認事項について不安を感じることが何度かありました。
今後も安心して就業を続けていくため、可能であれば担当営業の変更についてご相談させていただけないでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
ポイントは、担当営業を一方的に批判しないことです。
① 感情的にクレームを入れる
担当営業への不満があったとしても、感情的に責めるのはおすすめしません。
「使えない」「何もしていない」などと決めつけるのではなく、
- いつ
- 何があったのか
- 何に困ったのか
- 今後どうしてほしいのか
を具体的に伝えましょう。
② 派遣先に直接担当変更を要求する
担当営業を変更する話は、基本的には派遣会社に相談しましょう。
派遣先企業に「担当営業を変えてほしい」と直接要求すると、話が複雑になる可能性があります。
まずは派遣会社側に相談することが大切です。
③ 担当変更を理由に突然仕事を辞める
担当営業が合わないからといって、いきなり仕事を辞める必要はありません。
「担当営業を変更してもらう」という選択肢があります。
担当者を変更してもらうことで、派遣先での仕事を続けられる可能性もあります。
担当変更を依頼する前に整理しておきたい3つのこと
1.何が不満なのか
「なんとなく嫌」というだけではなく、具体的に整理しましょう。
- 返信が遅い
- 説明がない
- 約束を守らない
- 相談を聞いてくれない
- 希望を理解してくれない
2.何を改善してほしいのか
単純に「担当を変えてほしい」のか、それとも、
- 連絡をもっと早くしてほしい
- 契約更新について詳しく説明してほしい
- 派遣先との間に入ってほしい
- 時給について相談したい
など、求めている対応を整理しておきましょう。
3.本当に派遣会社を変える必要があるのか
担当営業だけが問題なら、派遣会社そのものを辞める必要はありません。
担当者を変更してもらうことで解決できる可能性があります。
一方で、担当営業だけではなく、派遣会社全体の対応に問題がある場合は、派遣会社そのものを変更する選択肢も考えましょう。
担当営業の変更と派遣会社の変更、どちらを選ぶ?
| 状況 | おすすめの対応 |
|---|---|
| 担当営業だけが合わない | まず担当変更を相談 |
| 連絡や対応に問題がある | 改善を依頼し、変わらなければ担当変更 |
| 派遣先には満足している | まず担当変更を検討 |
| 派遣会社全体の対応に不満がある | 派遣会社の変更を検討 |
「担当営業が嫌だから、すぐ派遣会社を辞める」という必要はありません。
担当者を変えることで解決できる問題なのか、それとも会社そのものを変えた方がいいのかを分けて考えましょう。

派遣営業経験8年から見た「担当変更」の考え方
派遣営業を8年間経験してきた立場からすると、担当営業との相性が合わないこと自体は珍しいことではありません。
営業も人間なので、
- 話しやすい営業
- 丁寧に説明する営業
- スピード重視の営業
- 細かく確認する営業
など、それぞれタイプが違います。
大切なのは、「相性が悪いから我慢する」ことではありません。
担当営業を変更することで仕事を続けやすくなるのであれば、一度派遣会社に相談してみる価値があります。
担当変更しても改善しないなら派遣会社を変える選択肢も
担当営業を変更しても問題が解決しない場合は、派遣会社そのものを変更することも検討しましょう。
また、担当営業だけではなく、派遣会社全体の対応に不満がある場合も同様です。
- 担当営業だけが合わない → まず担当変更を相談
- 派遣会社全体の対応に不満がある → 派遣会社変更を検討
- 派遣先には満足している → まず担当変更を検討
ただし、現在の契約状況を確認せずに、いきなり退会するのはおすすめしません。
まずは、
- 現在の契約期間
- 契約更新の状況
- 派遣先との関係
- 次の仕事を探すタイミング
などを整理してから動きましょう。
よくある質問|派遣会社の担当営業の変更
派遣会社の担当営業は変更できますか?
担当営業の変更を相談することは可能です。
ただし、派遣会社の人員状況などによって、すぐに変更できない場合もあります。
担当営業本人に「変更してほしい」と言ってもいいですか?
直接伝える方法もあります。
ただ、担当変更を希望する場合は、営業所の責任者や上司、会社の相談窓口などに相談する方法もあります。
特に本人へ直接伝えにくい場合は、無理に本人へ言う必要はありません。
「相性が合わない」という理由でも担当変更できますか?
相性が合わないことだけを理由に、必ず変更されるとは限りません。
ただし、コミュニケーションがうまく取れず、仕事に支障が出ているのであれば、担当変更を相談する価値があります。
担当営業が嫌だから派遣会社を辞めてもいいですか?
担当営業だけが問題なのであれば、まずは担当変更を相談する方法があります。
担当者を変えることで、派遣先での仕事を続けられる可能性もあります。
担当変更を依頼するときは理由を伝える必要がありますか?
「変更してほしい」とだけ伝えるより、
- 何に困っているのか
- どのような対応を希望しているのか
- 今後どうしてほしいのか
を具体的に伝えた方が、派遣会社側も状況を把握しやすくなります。
まとめ|担当営業に悩んだら我慢し続ける必要はない
派遣会社の担当営業との関係に悩んでいる場合、担当変更を相談することは選択肢の一つです。
特に、次のような状態が続いているなら、一度担当変更について相談してみてもよいでしょう。
- 連絡しても返信がない
- 約束を何度も忘れられる
- 派遣先での相談に対応してくれない
- 契約更新について説明してくれない
- 時給交渉などの相談を聞いてくれない
- コミュニケーションがうまく取れない
- 担当営業に相談すること自体がストレスになっている
担当変更を依頼するときは、感情的に担当営業を批判するのではなく、
- 何に困っているのか
- どのような対応を希望しているのか
- 今後どうしてほしいのか
を具体的に伝えることがポイントです。
担当営業との相性が合わないだけなら、担当者を変えることで状況が改善する可能性があります。
無理に我慢し続けるのではなく、まずは派遣会社に相談してみましょう。
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