「転職したいけど、今の仕事が忙しくて転職活動する時間がない」
「面接の予定をどうやって現職と調整すればいい?」
「転職活動していることを会社に知られたくない……」
働きながら転職活動を始めると、求人探しだけでなく、面接の日程調整やエージェントとの面談、現職との両立まで考えなければいけません。
私自身、現職で営業として働きながら転職活動を行いました。
しかも、転職活動中も営業として数字を追いながら仕事をしていたため、時間を作ることは簡単ではありませんでした。
それでも、6月1日に転職活動を開始し、7月10日に初めて内定を獲得。
最終的には40社に応募し、30社の面接を受け、6社から内定をもらいました。
この記事では、私が実際に働きながら転職活動をした経験をもとに、面接時間の作り方、現職との両立方法、エージェントの使い方、面接対策、スケジュール管理まで詳しく紹介します。
この記事でわかること
- 働きながら転職活動する具体的な方法
- 面接時間をどうやって作ったか
- 現職に転職活動を知られないために工夫したこと
- コワーキングスペースや半休の活用方法
- 転職エージェントとの効率的な付き合い方
- 営業職でも面接で苦戦した理由
- ChatGPTを使った面接練習方法
- 働きながら転職活動するなら最初からやっておきたいこと

- 私の転職活動は約1か月半で初内定
- 働きながら転職活動するために実際にやったこと
- 現職に転職活動がバレないために工夫したこと
- コワーキングスペースを使えば出社日でも面接できる
- 転職エージェントとの連絡はLINE・メール中心にした
- 転職エージェントは使いすぎないほうがよかった
- 営業職でも面接は別物だった
- 面接練習は「実際に話す」ことが重要だった
- 面接を同じ業界・職種ごとにまとめると楽だった
- Googleスプレッドシートで選考状況を管理した
- 1日に5社面接したこともある
- 働きながら転職活動するなら最初に決めておきたい5つのこと
- 働きながら転職活動するのは想像以上に大変
- まとめ|働きながら転職するなら「時間の使い方」が重要
- 次のキャリアを考えている方へ
私の転職活動は約1か月半で初内定
まず、私が実際に行った転職活動の結果を紹介します。
| 項目 | 実績 |
|---|---|
| 転職活動開始 | 6月1日 |
| 初内定 | 7月10日 |
| 応募企業数 | 40社 |
| 面接企業数 | 30社 |
| 内定企業数 | 6社 |
| エージェント経由 | 約8割 |
| 直接応募 | 約2割 |
直接応募の約2割は、ビズリーチで企業からスカウトをもらった求人が中心でした。
短期間で多くの企業を受けたので、転職活動中はかなり忙しかったです。
特に大変だったのが、「現在の仕事をしながら、30社の面接をどうやってこなすか」でした。
そこで、面接の時間を確保するために、いくつかの方法を使いました。
働きながら転職活動するために実際にやったこと

1.在宅勤務の日に面接を集中させた
一番使いやすかったのが、在宅勤務の日です。
私の場合、在宅勤務の日は比較的時間を調整しやすかったため、面接を集中させました。
例えば、
- 朝8時から面接
- 昼12時に面接
- 18時に面接
- 19時に面接
といったスケジュールです。
在宅勤務の日に1日3社の面接を入れることもありました。
出社日に比べると移動時間がないので、オンライン面接との相性はかなり良かったです。
2.出社日の昼休みは面接に使わなかった
意外かもしれませんが、私は出社日の昼休みに面接を入れることは基本的に避けました。
理由は、1時間の昼休みでは時間がギリギリだからです。
面接が少し長引いたり、前後に準備が必要になったりすると、仕事に戻る時間が気になってしまいます。
そのため、出社日の昼休みは主に、
- 転職エージェントとの面談
- 面接回答の整理
- 求人確認
- 面接準備
などに使っていました。
「昼休みだから面接できる」と考えるより、昼休みは準備時間として使う。
このほうが精神的にも余裕がありました。
3.仕事終わりに面接を入れる
仕事終わりの時間も積極的に使いました。
私の勤務時間は10時~19時だったため、例えば、
- 19時に退勤 → 20時から面接
- 18時に退勤 → コワーキングスペースへ移動 → 面接
といった形です。
働きながら転職活動をするなら、「毎日定時で帰ってから転職活動」だけに頼らないことも重要だと感じました。
仕事が長引けば、面接に間に合わなくなるからです。
4.有休は半休を活用した
有休も使いました。
ただ、仕事への影響を考えると、丸1日休むより半休のほうが使いやすいと感じました。
例えば、午前中に面接を入れて、午後から出社する方法です。
実際に、対面での面接では午前中に面接を受けて、午後から出社することもありました。
有休を毎回1日使う必要はありません。
半休・早上がり・在宅勤務を組み合わせることで、現職への影響を抑えながら面接を入れることができます。
5.面接日程は「休みやすい日」を先に伝えた
面接の日程調整では、こちらから候補日を出すときに工夫しました。
例えば、
- 早上がりできそうな日
- 在宅勤務の日
- 休みを取りやすい日
- 予定を調整しやすい日
をあらかじめ伝えておきます。
転職先から提示された日程を毎回受け身で調整するより、「この日なら面接できます」という日を先に出すほうが、現職との調整がしやすくなります。
逆に、どうしても日程調整が難しい場合は、面接を1日にまとめて、その日だけ休みを取る方法もあります。
人材業界特化の転職エージェントへの転職相談ならHR CAREER AGENT
現職に転職活動がバレないために工夫したこと

働きながら転職活動をする場合、仕事内容だけでなく、「今の会社にどう説明するか」も悩みます。
私の場合は、転職活動の予定を細かく職場に説明しないようにしていました。
職場のカレンダーには「所用」と入れる
面接などの予定は、職場のカレンダーには「所用」と入れていました。
細かい予定まで書いてしまうと、周囲から「何の予定?」と聞かれる可能性があります。
そこで、必要以上にプライベートな予定を職場に共有しないようにしていました。
聞かれた場合も、基本的には「所用」と伝え、詳しい内容は説明しないようにしていました。
さらに聞かれた場合は、子どもの用事などと濁していました。
在宅勤務も活用した
在宅勤務ができる環境だったことも、転職活動との両立では大きかったです。
子どもの体調不良などを理由に在宅勤務を増やしていた時期もあり、結果的にオンライン面接を入れやすくなりました。
在宅勤務の日は移動がないため、朝や仕事終わりに面接を設定しやすくなります。
コワーキングスペースを使えば出社日でも面接できる
働きながら転職活動をしていると、オンライン面接を受ける場所にも困ります。
そこで私が利用したのが、コワーキングスペースです。
インスタベースを利用して、会社の近くなどで面接できる場所を確保しました。
例えば、
会社 → コワーキングスペース → オンライン面接 → 会社
という動きです。
オンライン面接だからといって、自宅で受けなければいけないわけではありません。
周囲の声や雑音を気にせず面接できる場所を確保できれば、出社日でも対応できます。
ワイシャツをカバンに入れておく
コワーキングスペースを利用するときに意外と便利だったのが、ワイシャツをカバンに入れておくことです。
仕事用の服装から面接用の服装に着替えれば、会社から直接面接場所へ移動できます。
働きながら転職活動をするなら、こうした小さな準備が意外と重要です。
転職エージェントとの連絡はLINE・メール中心にした
現職中に何度も電話するのは難しかったため、転職エージェントにはできるだけLINEやメールで連絡してもらうようにしていました。
求人の確認や日程調整など、文章で済むものは文章で進めます。
どうしても電話が必要な場合は、事前に時間を決めていました。
そして、仕事中に電話する場合は、外に出て対応することもありました。
働きながらの転職活動では、「連絡方法を最初に決めておく」だけでも負担を減らせます。
転職エージェントは使いすぎないほうがよかった
今回の転職活動では、複数の転職エージェントを利用しました。
ただ、今振り返ると、エージェントは2社程度に絞ればよかったと思っています。
理由は単純で、働きながら転職活動をすると、それだけで時間が足りないからです。
エージェントが増えるほど、
- エージェントとの面談
- 求人確認
- 求人についての連絡
- 選考状況の確認
- 面接日程の調整
なども増えていきます。
転職活動では求人を増やすことばかり考えがちですが、自分が管理できる量に抑えることも重要です。
ただし、エージェントとの面談はかなり重要だった
一方で、エージェントとの面談そのものは、かなり役に立ちました。
特に大きかったのが、自分では言語化できなかった経験を整理してもらえたことです。
自分では「普通にやってきたこと」と思っていた経験でも、第三者から見ると強みになることがあります。
エージェントとの面談を通じて、
- これまで何をしてきたのか
- どんな経験があるのか
- 何が自分の強みなのか
- それを面接でどう伝えるのか
を整理できました。
そのため、私の場合は「エージェントとの面談をなくす」のではなく、「信頼できるエージェントを2社程度に絞って、面談を有効活用する」のが理想だったと思います。
営業職でも面接は別物だった
今回の転職活動で、個人的にかなり大きな発見だったのがこれです。
「営業だから面接でも話せるだろう」と思っていました。
しかし、実際は全く違いました。
営業では、相手の反応を見ながら話す内容を変えたり、質問をしたり、会話の中で相手のニーズを探ったりします。
一方、面接では、
- 自分の経験
- 実績
- 強み
- 転職理由
- 志望理由
などを、限られた時間の中でわかりやすく、簡潔に説明する必要があります。
「知っていること」と「人に説明できること」は別物でした。
最初の頃は、自分でも驚くくらいうまく話せませんでした。
営業として普段話しているからこそ、余計に「なぜ話せないんだ」と落ち込みました。
面接練習は「実際に話す」ことが重要だった

そこで、私は面接の回数を重ねながら、実際に声に出して練習しました。
通勤中にはChatGPTを使って面接の壁打ちもしました。
自分の回答を考える。
ChatGPTに質問してもらう。
回答する。
回答を見直す。
もう一度自分の言葉で話す。
この繰り返しです。
さらに、実際の面接では自分が話した内容を文字起こしアプリで記録し、その全文をChatGPTに入れて、話し方や内容を改善しました。
この作業は10回以上行いました。
AIの回答を丸暗記しない
ここは、AIを使って面接対策をするうえで重要だと思っています。
ChatGPTに作ってもらった回答を、そのまま暗記してはいけません。
文章としてはきれいでも、自分が普段使わない言葉が入っていると、面接では不自然になります。
さらに、丸暗記した回答は少し違う角度から質問されたときに答えにくくなります。
私がおすすめするのは、
自分の経験
↓
AIで整理・改善
↓
自分の言葉に書き直す
↓
声に出して話す
という使い方です。
AIに答えを作ってもらうのではなく、自分の経験を言語化するための壁打ち相手として使うイメージです。
面接を同じ業界・職種ごとにまとめると楽だった
30社も面接すると、企業ごとに毎回ゼロから準備するのは大変です。
そこで途中から、似た業界・職種の企業の面接を同じ日にまとめるようにしました。
例えば、
「今日は人材会社の面接の日」
と決めてしまいます。
もちろん企業ごとの志望理由や特徴は確認します。
ただ、業界が近ければ、話す内容や自分の経験の伝え方には共通する部分があります。
そのため、企業ごとに頭を完全に切り替える必要がなくなりました。
面接数が多い人ほど、「企業単位」だけではなく「業界・職種単位」で準備すると負担を減らせます。
Googleスプレッドシートで選考状況を管理した
30社も面接すると、頭だけで管理するのは無理でした。
そこでGoogleスプレッドシートを使って、選考状況を管理しました。
例えば、
- 企業名
- 応募日
- 選考状況
- 面接日
- 担当エージェント
- 次回選考
- 結果
などをまとめます。
また、確定した面接予定はカレンダーにも入れていました。
働きながら転職活動をすると、現職の予定と転職活動の予定が混在します。
実際に私は現職でも営業として企業との打ち合わせや職場見学などの日程をたくさん入れていたため、「これは自分の面接なのか、現職の職場見学なのか」分からなくなることすらありました。
だからこそ、スケジュール管理はかなり重要です。
1日に5社面接したこともある
転職活動中、一番きつかった日の一つが、1日に5社の面接を受けた日です。
働きながら転職活動をしていると、どうしても面接をまとめざるを得ない日があります。
ただ、5社受けると精神的にもかなり疲れます。
しかも、その日は全て不採用でした。
さらに、2社目の面接へ向かっている途中で、1社目の不採用通知が届きました。
「今から面接なのに、もう1社落ちた……」
という状態です。
働きながらの転職活動は、時間だけでなく精神的な負担もあります。
だからこそ、面接数を増やせばいいというわけではなく、自分が対応できる量を考えることも大切だと感じました。
働きながら転職活動するなら最初に決めておきたい5つのこと
1.転職活動に使える時間を把握する
まず、自分がどの時間なら転職活動に使えるのかを整理します。
- 在宅勤務の日
- 昼休み
- 仕事終わり
- 早上がりできる日
- 半休を取れる日
- 休日
この時間を先に把握しておくと、求人応募後の面接調整が楽になります。
2.転職エージェントを増やしすぎない
エージェントを増やせば求人の選択肢は増えるかもしれません。
しかし、働きながら転職活動する場合、連絡や面談の管理も増えます。
私なら、最初から2社程度に絞って、それぞれをしっかり活用します。
3.面接練習は早めに始める
私自身、「営業だから面接も話せる」と思っていたことで、面接対策のスタートが十分ではありませんでした。
しかし、実際には営業と面接では求められる話し方が違います。
面接が始まる前から、声に出して回答する練習をしておくことをおすすめします。
4.選考管理を一元化する
応募企業が増えるほど、スケジュール管理が重要になります。
Googleスプレッドシートとカレンダーなど、自分が使いやすい方法で一元管理しておくと安心です。
5.AIを積極的に使う
働きながら転職活動する場合、時間は限られています。
だからこそ、AIを使って効率化できる部分は積極的に使うべきだと思います。
私の場合は、ChatGPTを面接練習や回答の整理に使いました。
特に、仕事から帰った後に一から面接回答を考えるのはかなり疲れます。
通勤時間などを使ってAIと壁打ちするだけでも、準備時間を短縮できます。
働きながら転職活動するのは想像以上に大変
ここまで紹介したように、働きながら転職活動する場合、単純に「仕事の後に求人を探せばいい」という話ではありません。
実際には、
- 求人を探す
- エージェントと連絡する
- 面接日程を調整する
- 面接準備をする
- 面接を受ける
- 選考結果を確認する
- 現職の仕事もこなす
という作業を同時に進めることになります。
特に現職も営業職だった私の場合、仕事でも数字に追われながら、帰宅後や通勤中に転職活動をする必要がありました。
正直、頭が回らなくなることもありました。
だからこそ、働きながら転職活動するなら、「頑張って時間を作る」より「最初から効率よく設計する」ことが重要だと思っています。
まとめ|働きながら転職するなら「時間の使い方」が重要
私の場合、6月1日に転職活動を始め、7月10日に初内定を獲得しました。
最終的には40社に応募し、30社の面接を受け、6社から内定をもらいました。
その過程では、在宅勤務、半休、早上がり、コワーキングスペースなどを使いながら、現職と転職活動を両立しました。
また、ChatGPTを使った面接練習や、Googleスプレッドシートによる選考管理も活用しました。
今回の経験を振り返って、特に重要だったと感じるのは次の5つです。
- 在宅勤務・半休・早上がりを組み合わせる
- 面接可能な日を先に整理しておく
- エージェントを増やしすぎない
- 面接練習は実際に声に出して行う
- AIやスプレッドシートを使って転職活動を効率化する
そして、もし最初からやり直すなら、私はエージェントを2社程度に絞ります。
ただし、エージェントとの面談は重要でした。
自分ではうまく言語化できなかった経験を整理してもらえたからです。
「エージェントを使わない」のではなく、少数のエージェントをしっかり活用する。
これが、働きながら転職活動をするうえで、今回の経験から得た大きな学びでした。
関連記事
- 派遣会社は複数登録するべき?営業経験8年がメリット・デメリットを解説
- 派遣会社の面談対策|営業経験8年が教える受かる人・落ちる人の違い
- 派遣の仕事が決まらない原因7選|営業経験8年が教える「紹介されても就業できない理由」
- 派遣先で評価される人の特徴7選|営業経験8年が企業目線で解説
※この記事は、筆者自身が働きながら転職活動を行った経験をもとにした体験談です。転職活動の進め方や面接日程の調整方法は、勤務先や応募企業、個人の状況によって異なります。
次のキャリアを考えている方へ
実際に働く人の声を参考に、気になる企業や転職先をチェックしてみましょう!

