派遣営業で実際にあったクレーム事例5選|原因・対応方法を営業経験8年が解説

人材派遣営業

「派遣営業って、実際にどんなクレームに対応するの?」

「スタッフの欠勤や契約トラブルが起きたら、営業はどう動く?」

派遣営業への転職を考えている方なら、実際のトラブル対応が気になるのではないでしょうか。

求人票には「企業対応」「スタッフフォロー」と書かれていても、どんな問題が起きるのかまでは分かりにくいですよね。

私は派遣営業として8年間、多くの企業と派遣スタッフに関わってきました。

その中では、スタッフの遅刻・欠勤、契約終了の相談、就業開始日の延期、仕事内容の認識違いなど、さまざまなトラブルを経験しています。

この記事では、私が実際に経験した派遣営業のクレーム・トラブル事例を5つ紹介します。

単に「大変だった」で終わらせるのではなく、何が起きたのか・なぜ問題になったのか・営業としてどう対応したのか・そこから何を感じたのかまで、できるだけ具体的に解説します。

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この記事で分かること

  • 派遣営業で実際に起きたクレーム・トラブル
  • 派遣営業に多いトラブルの種類
  • 企業とスタッフの間で営業がどう調整するのか
  • クレームが起きたときに営業が考えること
  • 派遣営業の仕事のリアル

派遣営業で実際に多かったクレーム・トラブル5選

私が8年間派遣営業を経験する中で、実際に対応したトラブルはさまざまです。

代表的なものを挙げると、次の5つです。

  1. 就業初日にスタッフが寝坊
  2. 企業から契約終了の相談
  3. 就業開始日の突然の延期
  4. スタッフの欠勤
  5. 企業とスタッフで仕事内容の認識が違う

では、実際にどんなことが起きたのかを紹介します。

事例①|就業初日にスタッフが寝坊した

何が起きた?

派遣営業をしていて、特に印象に残っているトラブルの一つです。

就業開始初日、スタッフとの待ち合わせ場所で待っていました。

ところが、約束の時間になってもスタッフが来ません。

そして、始業時間の5分前にスタッフから電話がありました。

「すみません……寝坊しました。今から向かいます」

営業としてどう対応した?

私はすぐに企業へ向かい、

  • 遅刻についてのお詫び
  • 現在の状況の説明
  • 今後も就業を続けさせてもらえないかのお願い

といった対応を行いました。

この事例で難しかったこと

就業初日の遅刻は、企業側からすると「このスタッフに今後も任せて大丈夫なのか」という不安につながります。

だからこそ、営業としてはスタッフを待つのではなく、まず企業側へ動いて状況を伝える必要がありました。

派遣営業では、問題が解決するのを待つのではなく、営業側から早く動くことが重要だと感じた事例です。

事例②|企業から「今日で契約終了したい」と相談された

何が起きた?

就業開始から約2週間ほど経ったスタッフについて、企業から相談を受けたケースです。

企業からは、

「教えても仕事ができないので、今日で終了したい」

という話がありました。

営業としてどう対応した?

企業の希望だけで、その場ですぐ契約終了とするわけにはいきません。

そこで私は、

  • 契約上のルールを企業へ確認・説明
  • スタッフへ企業からの相談内容を説明
  • 契約終了までのスケジュールを調整
  • 後任スタッフを提案

という形で対応しました。

この事例で分かったこと

派遣営業は、企業から言われたことを、そのままスタッフへ伝えるだけの仕事ではありません。

企業側の事情とスタッフ側の状況をそれぞれ確認し、契約や今後の就業を含めて調整する必要があります。

この「間に入って調整する仕事」は、派遣営業の大きな特徴の一つだと感じています。

事例③|就業開始日を1週間延期したいと言われた

何が起きた?

職場見学が終わり、就業開始日まで決まっていたケースです。

スタッフにも開始日を伝えていました。

ところが企業から突然、

「受け入れ準備が間に合わないので、1週間延期したい」

という連絡が入りました。

何が問題だった?

開始日が延期されると、スタッフは予定していた日に仕事を始められません。

場合によっては、その期間の収入にも影響する可能性があります。

営業としてどう対応した?

そこで私は、企業へ開始延期によるスタッフ側への影響を説明し、補償ができないか交渉しました。

ここで重要なのは、企業側だけの事情を見るのではなく、延期されることでスタッフにどんな影響が出るのかまで考えることです。

派遣営業は、企業とスタッフの双方を見ながら調整する必要があると感じた事例でした。

事例④|スタッフの欠勤について企業から連絡が入った

何が起きた?

派遣営業では、勤怠に関するトラブルも珍しくありません。

例えば、

  • 遅刻
  • 当日欠勤
  • 無断欠勤

などです。

企業から、

「今日、スタッフが出社していません」

と連絡が入ることがあります。

営業としてどう対応した?

まずスタッフ本人へ連絡し、状況を確認します。

体調不良なのか、寝坊なのか、その他の事情があるのかを確認したうえで、企業へ状況を説明します。

その後、必要に応じてスタッフへ今後の勤怠について話をしたり、企業と対応を相談したりします。

なぜ勤怠トラブルが重要なのか

勤怠は企業からの信頼に直結します。

一度の欠勤だけで問題が終わるのではなく、企業側が「今後も安定して働いてもらえるのか」と不安を感じることもあります。

そのため、営業としては本人への確認だけで終わらず、企業への説明や今後のフォローまで行うことが重要です。

事例⑤|企業とスタッフで仕事内容の認識が違った

何が起きた?

企業とスタッフの間で、仕事内容について認識が食い違うケースもあります。

例えば、スタッフ側が、

「聞いていた仕事内容と違う」

と感じている一方で、企業側は、

「この仕事もお願いしたい」

と考えているようなケースです。

営業が確認すること

こうした場合、営業が双方の話を聞きながら状況を整理します。

具体的には、

  • 契約上の業務内容
  • 実際に依頼されている業務
  • スタッフが事前に聞いていた仕事内容
  • 企業が実際に求めている仕事内容

などを確認します。

どう解決する?

双方の認識を整理したうえで、必要であれば企業とスタッフの間で業務内容を調整します。

このような問題では、どちらか一方をすぐに正しいと決めるのではなく、事実関係を確認してから調整することが重要だと感じています。

5つの事例から分かる、派遣営業のクレーム対応の特徴

ここまで5つの事例を紹介しました。

内容はそれぞれ違いますが、共通していることがあります。

企業とスタッフの双方を見る

派遣営業は、企業だけを見て対応する仕事でも、スタッフだけを守る仕事でもありません。

双方の状況を確認し、どこに問題があるのかを整理する必要があります。

予定外の仕事が突然入ってくる

派遣営業では、営業活動を予定どおり進めていても、突然トラブルが発生することがあります。

その場合は、もともとの予定を変更して対応することもあります。

その場で結論が出ないこともある

クレームやトラブルによっては、すぐに解決できない場合もあります。

企業・スタッフ・社内など複数の関係者へ確認しながら、対応を決める必要があるからです。

だからこそ、派遣営業では状況を整理しながら、関係者と調整する力が求められます。

派遣営業はクレーム対応だけが仕事ではない

ここまで紹介すると、「派遣営業ってクレームばかりなのでは?」と思うかもしれません。

しかし、実際にはクレーム対応は派遣営業の仕事の一部です。

日々の仕事には、

  • 企業への営業
  • 求人案件の獲得
  • スタッフへの仕事紹介
  • 職場見学
  • 就業初日の同行
  • 契約更新
  • 時給交渉
  • 契約書対応
  • 就業中のスタッフフォロー

など、さまざまな業務があります。

その中でトラブルが発生したときに、企業とスタッフの間に入り、問題を調整するのも派遣営業の役割です。

クレーム対応は大変。でも、解決したときにはやりがいもある

正直にいうと、クレーム対応は楽ではありません。

強い口調で話されることもありますし、企業とスタッフの双方に対応しなければならないケースでは、精神的にも負担がかかります。

一方で、問題を解決できたときには大きなやりがいがあります。

私自身、8年間派遣営業を経験する中で、企業とスタッフの双方が納得できる形に調整できたときには、「この仕事をやっていてよかった」と感じることがありました。

クレーム対応を単なる嫌な仕事と考えるのではなく、問題解決力や調整力を磨く仕事と考えることもできます。

転職に悩んでる方はまずはエージェントへ相談して、自分のやりたいことの言語化と整理をしましょう。

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まとめ|派遣営業はトラブル対応も含めて「人と企業をつなぐ仕事」

私が8年間の派遣営業経験で実際に対応したトラブルには、次のようなものがあります。

  • 就業初日のスタッフの寝坊
  • 企業からの契約終了の相談
  • 就業開始日の延期
  • スタッフの欠勤
  • 仕事内容の認識違い

これらは一見すると別々の問題ですが、共通しているのは、企業とスタッフの間に営業が入り、状況を整理して調整する必要があるということです。

派遣営業は、人材を紹介して終わる営業ではありません。

就業前から就業後まで企業とスタッフに関わり、問題が起きたときには双方の状況を確認しながら解決に向けて動きます。

そのため、クレーム対応には大変な部分もありますが、同時に、調整力・問題解決力・交渉力などを身につけられる仕事でもあります。

派遣営業への転職を考えている方は、「クレームがあるかどうか」だけではなく、実際にどんな問題が起き、営業がどんな役割を担うのかまで知ったうえで仕事を選ぶことをおすすめします。

クレーム対応の具体的な進め方や、私が8年間経験して感じた対応のコツはこちらの記事で詳しく解説しています。

派遣営業のクレーム対応はきつい?営業経験8年が対応方法を解説

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