派遣会社から「現在、社内選考中です」と言われたものの、
「本当にまだ派遣会社の中で選考しているの?」
「もう企業にはプロフィールを送ってくれた?」
「このまま待っていて大丈夫?」
「社内選考中なら仕事が決まる可能性はある?」
と不安になったことはありませんか?
結論からいうと、「社内選考中」という言葉だけでは、現在どこまで進んでいるのか、企業へ提案されているのかまでは分からない場合があります。
派遣会社によって「社内選考中」という言葉の使い方が異なり、実際には複数の状態が考えられるからです。
私は派遣営業として8年間、企業への人材提案や派遣スタッフへの仕事紹介、社内でのマッチング確認、企業への推薦、職場見学、就業決定まで携わってきました。
その経験からすると、「社内選考中」と言われたときに、まず確認してほしいのは、
「企業様には、もうご提案いただいていますか?」
という一言です。
この記事では、派遣営業経験8年の視点から、「社内選考中」の意味、何日くらいかかるのか、企業へ提案されているか確認する方法、社内選考で見送りになる理由、企業への推薦後の流れ、結果が遅いときの対処法までまとめて解説します。
- この記事で分かること
- 結論|「社内選考中」だけでは企業に提案されたか分からない
- そもそも派遣の「社内選考」とは?
- 「社内選考中」の状態は大きく4パターン
- 派遣の社内選考は何日くらいかかる?
- 社内選考の結果連絡が遅れる5つの理由
- 「社内選考中=落ちた」ではない
- 企業に提案・推薦されているか確認する方法
- 「まだ企業には提案していません」と言われたら?
- 「企業へ提案済み」と言われた場合
- 派遣の社内選考で落ちる7つの理由
- スキルがあるのに社内選考で落ちることはある?
- 企業へ推薦した後、派遣営業は何をしている?
- 職場見学の前に営業がスタッフへ伝えること
- 職場見学後、企業から前向きな回答があったら?
- 職場見学まで行ったのに仕事が決まらないことはある?
- 職場見学後、企業からの返事が遅いとき営業は何をしている?
- 「社内選考中」のまま連絡が来ない場合はどうする?
- 電話とメール、どちらで確認する?
- 「社内選考中」でも1社だけに絞らない
- 社内選考で見送りになったら、理由を教えてもらえる?
- 社内選考で落ちたら、営業に何を聞けばいい?
- 社内選考に落ち続けるなら、希望条件を見直してみる
- 社内選考で落ちたから、すぐ派遣会社を変えるべき?
- 派遣営業8年の本音|社内選考の見送りは、あなた自身を否定しているわけではない
- 「社内選考中」と言われたときの行動チェックリスト
- まとめ|「社内選考中」という言葉だけで判断しない
- よくある質問|派遣の社内選考中について
- あわせて読みたい
- 派遣で仕事を探している方へ
この記事で分かること
- 派遣の「社内選考」とは何なのか
- 「社内選考中」に考えられる4つの状態
- 社内選考は何日くらいかかるのか
- 社内選考の結果連絡が遅れる理由
- 企業へ提案・推薦されているか確認する方法
- 社内選考で見送りになる7つの理由
- 企業へ推薦された後に営業がしていること
- 職場見学まで進んだ後の流れ
- 「もう少しお待ちください」が続く場合の対応
- 社内選考中に別の求人を探してもいいのか
- 社内選考で見送りになった後に営業へ確認すること
結論|「社内選考中」だけでは企業に提案されたか分からない
まず、一番重要なことをお伝えします。
「社内選考中」と言われたからといって、企業への提案が決まっているとは限りません。
一方で、すでに企業へプロフィールなどを提示しているにもかかわらず、派遣会社側が「社内選考中」と表現している可能性もあります。
つまり、
「社内選考中」という言葉だけでは、現在の状況を判断するのは難しい
ということです。
だからこそ、派遣会社に確認するときは、
「企業様には、もうご提案いただいていますか?」
と聞くのがおすすめです。
この一言で、現在の状況をかなり把握しやすくなります。
そもそも派遣の「社内選考」とは?
派遣の社内選考とは、簡単にいうと、派遣会社がその求人に誰を企業へ提案するのかを確認・判断している段階のことです。

企業から派遣求人を依頼された場合、派遣会社には複数のスタッフ候補がいることがあります。
その中から、例えば次のような条件を確認します。
- これまでの経験
- 仕事内容とのスキルマッチ
- 勤務条件
- 就業開始可能日
- 通勤条件
- 希望条件
- 時給などの条件
- 企業から聞いている具体的な要望
これらを確認したうえで、企業へ提案する候補者を決める場合があります。
その意味では、「社内選考=企業への提案前」となっているケースがあります。
ただし、派遣会社によって言葉の使い方は異なります。
そのため、「社内選考中」と言われた時点で、必ず企業への提案前だと決めつけないことが大切です。
「社内選考中」の状態は大きく4パターン
「社内選考中」と言われたとき、実際には次のような状態が考えられます。
パターン① 派遣会社内で候補者を比較している
同じ求人に複数のスタッフが応募している場合、派遣会社内で候補者を比較することがあります。
この場合は、まだ企業に誰を提案するのか決まっていない可能性があります。
つまり、
「企業への提案前」
という状態です。
営業側では、求人の条件とスタッフの経験やスキルなどを照らし合わせながら、企業へ提案する候補者を検討します。
パターン② 企業へ提案する候補者を決めている
スタッフの経験やスキル、勤務条件などを確認し、企業へ提案する人を決めている段階です。
この場合も、まだ企業側にはあなたの情報が届いていない可能性があります。
例えば、
- 経験は合っているか
- 必要なスキルを持っているか
- 開始日は合うか
- 希望条件は合うか
- 企業の求める人物像とズレていないか
などを営業側で確認します。
パターン③ すでに企業へ提案している
「社内選考中」と言われても、すでに企業へプロフィールなどを提示しているケースがあります。
この場合は、派遣会社内で候補者を比較しているというより、企業側の反応を待っている状態に近いと考えられます。
例えば、
- 企業がプロフィールを確認している
- 企業から質問が来ている
- 職場見学へ進めるか確認している
- 企業からの返答を待っている
といった状態です。
パターン④ 企業からの返答を待っている
企業から、
- 職場見学に進みたい
- もう少し候補者を見たい
- 今回は見送り
- 追加で確認したいことがある
などの返答を待っているケースもあります。
この段階まで進んでいれば、企業があなたの情報を確認している状態です。
つまり、「社内選考中」という表示だけでは、どの段階なのか判断できないことがあります。
派遣の社内選考は何日くらいかかる?
「何日待てばいいの?」という疑問も多いでしょう。
派遣営業としての私の経験では、社内での確認から次の動きが決まるまで、1〜3営業日程度になるケースがありました。
ただし、これは私自身の営業経験をもとにした目安であり、派遣会社すべてに共通するルールではありません。
求人の緊急度、応募者数、企業側の状況、社内確認の状況などによって、もっと早く進む場合もあれば、長引く場合もあります。
そのため、
「3日経ったから必ず落ちた」
と考える必要はありません。
時間だけで判断するよりも、「現在どの段階なのか」を確認するほうが、自分の状況を把握しやすくなります。
営業経験8年から見た一つの目安
- 応募・エントリー
- 当日〜1営業日:求人とのマッチング確認
- 1〜3営業日程度:推薦するか、次の動きを判断
- 推薦後:企業からの返答を待つ
ただし、すべての求人がこの流れになるわけではありません。
企業側の事情で時間がかかる場合もありますし、すでに他の候補者が動いていることで、後から応募した人の推薦が保留になるケースもあります。
社内選考の結果連絡が遅れる5つの理由
① 企業側が他の候補者を見ている
企業側で別の候補者の職場見学などが進んでいる場合、結果連絡が遅れることがあります。
例えば、
Aさんを推薦
↓
職場見学
↓
Bさんも推薦
↓
職場見学
というように、複数の候補者について確認が進むことがあります。
その間、別の候補者については「社内選考中」のまま待っている状態になることもあります。
② 営業側がまだ企業へ推薦できていない
営業側で推薦判断が終わっていないケースもあります。
例えば、
- スキルが微妙に合わない
- 企業の要望と少しズレている
- 他によりマッチする候補者がいる
- 条件面を確認している
- 開始日を確認している
などです。
この場合、無理に企業へ推薦するよりも、別の求人を探したほうがスタッフに合っていると判断することもあります。
③ 企業側の社内調整や稟議が終わっていない
企業から派遣会社へ募集依頼が来ていても、企業内部で正式な社内調整が終わっていない場合があります。
例えば、
- 予算確認
- 人員計画
- 募集人数の確認
- 上長の承認
- 組織変更
などです。
そのため、派遣会社側では候補者を確認していても、企業側の事情で進み方が遅くなることがあります。
④ 見送り連絡をすぐ出していない
営業側の事情で、応募者への連絡が遅れるケースもあります。
企業への推薦や他の求人との調整をしながら、次の求人を探していることもあります。
そのため、
「まだ連絡がない=企業選考が順調に進んでいる」
とは限りません。
⑤ 企業へ確認・催促している
企業へ推薦した後、営業側がただ待っているとは限りません。
私の場合は企業へ連絡し、
- 現在の状況
- 返答予定
- 企業内の確認状況
- 職場見学の進捗
- いつ頃返答がもらえそうか
などを確認していました。
営業側でも、企業から早く返答をもらえるように確認や催促をすることがあります。
「社内選考中=落ちた」ではない
「社内選考中」と言われると、
「まだ決まっていない=落ちる可能性が高いのでは?」
と不安になるかもしれません。
しかし、「社内選考中」と言われたからといって、落ちたという意味ではありません。
派遣会社側で候補者として検討されている段階である可能性があります。
ただし、ここで注意したいのが、
「候補者として検討されている」ことと「企業に提案されている」ことは別
という点です。
だからこそ、「社内選考中」と言われたら、企業への提案状況を確認することが重要です。
企業に提案・推薦されているか確認する方法
難しく考える必要はありません。
派遣会社の担当者に、次のように聞いてみてください。
「ちなみに、こちらの案件はもう企業様へご提案いただいていますか?」
これだけでも十分です。
この質問をすることで、
- まだ派遣会社内で検討中なのか
- これから企業へ提案する段階なのか
- すでに企業へ提案済みなのか
- 企業からの返答待ちなのか
を確認しやすくなります。

さらに確認するなら、この4つ
① 企業へ提案済みか
「企業様にはもう提案されていますか?」
② 現在どの段階なのか
「現在は社内で確認中でしょうか?それとも企業様へ推薦済みでしょうか?」
③ 次に何があるのか
「企業様へ推薦された場合、次はどのような流れになりますか?」
④ いつ頃結果が分かるのか
「結果が分かるのは、だいたいいつ頃になりそうでしょうか?」
正確な日付を約束してもらう必要はありません。
大まかな目安を聞いておくだけでも、その後の行動を決めやすくなります。
「まだ企業には提案していません」と言われたら?
ここで落ち込む必要はありません。
まだ企業側の判断まで進んでいないと考えることができます。
その場合は、担当営業に次のように聞いてみてもいいでしょう。
「企業様へ提案いただくために、何か追加で必要な情報はありますか?」
自分の経験やスキルについて追加で伝えることで、営業担当が企業へ提案するときの材料になる場合があります。
また、
「同じような案件があれば、他にも紹介していただきたいです」
と伝えておくのも一つの方法です。
1つの求人だけに絞らず、別の求人も探しておくことで、仕事が決まる可能性を広げられます。
「企業へ提案済み」と言われた場合
企業へすでに提案されているのであれば、次に確認したいのは企業側の反応と今後の流れです。
例えば、
- 企業から返答待ちなのか
- 職場見学に進む可能性があるのか
- 追加で確認されていることがあるのか
- いつ頃結果が分かりそうなのか
などです。
「提案済み」と分かるだけでも、待っている意味がかなり変わります。
企業側の返答を待っているのであれば、少なくとも「まだ派遣会社内だけで検討している」という状態とは違います。
派遣の社内選考で落ちる7つの理由
社内選考で見送りになる理由は、スキル不足だけではありません。

派遣営業として8年間経験してきた中では、複数の条件を総合して推薦するかどうかを判断することがありました。
① 求人のスキル・経験とマッチしていない
一番分かりやすいのが、求人側が求めている経験やスキルと応募者の経験が合っていないケースです。
例えば、
- 実務経験が必要なのに経験がない
- 特定のソフトやシステム経験が必要
- 業界経験を重視している
- 募集職種とこれまでの経験が大きく違う
などです。
営業側からすると、「仕事ができるかどうか」以前に、企業が求めている人物像とズレていないかを確認します。
② 時給・契約条件が合わない
これは派遣営業ならではの判断ポイントです。
求職者本人の希望条件だけでなく、企業側の予算や派遣会社側の契約条件まで含めて成立するかを確認することがあります。
例えば、求職者が希望する時給と企業側の予算が合わない場合、スキルが合っていても推薦しにくくなることがあります。
そのため、
「スキルが合っているのに社内選考で落ちた」
という場合、条件面が理由になっている可能性もあります。
③ 就業開始日が合わない
開始日も重要なマッチング条件です。
企業が「できるだけ早く来てほしい」と考えているのに、応募者が1か月後からしか働けない場合、経験やスキルが合っていても推薦しづらくなります。
派遣の求人では、仕事内容だけでなく、「いつから働けるか」も重要な条件です。
④ 企業の要望と応募者の条件が合っていない
求人票だけでは分からない企業側の要望がある場合もあります。
営業は企業から、
- どんな経験を持った人がほしいか
- どの程度のスキルが必要か
- 勤務条件に問題がないか
- どのような人物を求めているか
などを確認しています。
そのため、求人票を見て「自分に合っている」と感じても、営業側が把握している企業の要望とは少しズレていることがあります。
⑤ 他にもっとマッチする候補者がいる
これも求職者からは見えにくいポイントです。
あなたが求人の条件にかなり合っていたとしても、同じ求人に応募した人の中に、さらに条件が合う人がいる場合があります。
例えば、
- 必要なスキルをすべて満たしている
- 開始日が企業の希望と一致している
- 希望条件が求人と合っている
- 経験年数がより近い
などです。
派遣営業としては、単に「応募条件を満たしているか」だけではなく、「今回の企業に対して誰が一番マッチするか」を考えることがあります。
⑥ 企業側の募集条件がかなり厳しい
企業が求める条件自体が厳しいケースもあります。
例えば、
- 特定の経験を必須としている
- 経験年数を細かく指定している
- すぐに就業できる人を求めている
- 複数の条件を同時に満たす必要がある
などです。
このような求人では、少しでも条件が外れると推薦しにくくなります。
⑦ 企業への推薦を出すタイミングや順番を調整している
最後は、求職者からすると特に分かりにくいケースです。
応募者が必ず全員同時に企業へ推薦されるとは限りません。
私が営業をしていたときも、すでに複数の候補者を企業へ推薦していて、
「まずはこの人たちの状況を見てから、次の候補者を出そう」
ということがありました。
その場合、後から応募した人は「社内選考中」のまま、一度保留しておくことがあります。
これは、本人のスキルが悪いという話ではなく、企業側の状況や推薦の順番によるものです。
スキルがあるのに社内選考で落ちることはある?
あります。
ここは「社内選考=スキルテスト」のように考えると分かりにくくなります。
営業側が確認するのは、スキルだけではありません。
- スキル・経験
- 仕事内容とのマッチ
- 時給・契約条件
- 就業開始日
- 企業の具体的な要望
- 他候補者との比較
- 企業側の募集状況
例えば、経験が十分でも開始日が合わない。
スキルが十分でも、企業の予算と条件が合わない。
経験も条件も合っていても、より適した候補者が先に動いている。
このように、派遣のマッチングはスキルだけでは決まりません。
企業へ推薦した後、派遣営業は何をしている?
「企業へ推薦したなら、あとは企業の返事を待つだけ」と思うかもしれません。
しかし、私の場合は推薦した後も営業として動いていました。
まず企業の担当者へ連絡し、
- 推薦したスタッフの経歴を見てもらう
- スタッフの経験をアピールする
- 求人とのマッチポイントを伝える
- 職場見学につなげられないか確認する
といった動きをします。
単純に経歴を送って終わりではありません。
営業側からすると、
推薦する → 企業に見てもらう → マッチポイントを伝える → 職場見学につなげる
という動きになります。
そこで企業担当者から、
「一度会ってみたい」
「職場見学をしたい」となれば、企業側のスケジュールを確認し、スタッフへ連絡します。

職場見学の前に営業がスタッフへ伝えること
職場見学が決まったら、当日いきなり企業へ行くわけではありません。
私の場合、事前にスタッフへ当日の流れを案内し、
- 今回の仕事内容
- 業務の概要
- これまでの経歴のどこをアピールするか
- 企業から聞かれる可能性があること
- 逆質問で何を聞くか
などを確認していました。
ここで大事なのは、経歴を丸暗記してもらうことではありません。
今回の仕事に関係する経験を、具体的に話せるようにしておくことです。
例えば、
「事務経験があります」
だけではなく、
「前職では営業事務として受発注を担当しており、Excelを使ったデータ集計も行っていました」
のように、今回の仕事とつながる経験を説明できるようにします。
職場見学後、企業から前向きな回答があったら?
職場見学が終わって企業側から前向きな回答があったとしても、そこで即終了ではありません。
次に、スタッフ本人へ条件を提示し、就業意思を確認します。
例えば、
- 時給
- 勤務時間
- 勤務地
- 業務内容
- 就業開始日
- その他の就業条件
などを確認します。
企業側とスタッフ本人の双方に問題がなければ、契約手続きを進めます。
その後、必要な社内処理や契約手続きを行い、就業開始へ進みます。
職場見学まで行ったのに仕事が決まらないことはある?
あります。
職場見学まで進んだからといって、必ず就業決定するとは限りません。
企業側の判断や条件面、スタッフ本人の意思などによって、最終的に仕事が決まらない場合があります。
また、派遣先による派遣労働者を特定することを目的とした事前面接などについては、法律上のルールがあります。
一方で、私が営業として現場で経験してきた中では、企業側が複数の候補者について検討し、結果として誰を受け入れるかを決めたように見えるケースもありました。
ここは、法律上のルールと、営業として現場で見てきた動きを分けて考える必要があります。
「職場見学=企業による通常の採用面接」と一律に考えることはできません。
職場見学後、企業からの返事が遅いとき営業は何をしている?
職場見学後に返事が来ないと、
「落ちたのかな?」
「企業が迷っているのかな?」
と不安になります。
営業側も、ただ待っているとは限りません。
私の場合は企業へ連絡して、
- 現在の検討状況
- 返答予定
- 社内での確認状況
- 今後の流れ
などを確認していました。
もちろん、企業側がすべての情報を教えてくれるとは限りません。
それでも営業としては、状況を確認し、できるだけ早く返答をもらえるように動きます。
「社内選考中」のまま連絡が来ない場合はどうする?
「社内選考中です」
「確認しておきます」
「もう少しお待ちください」
という回答だけが何度も続くのであれば、現在どの段階なのかを具体的に確認してみてもいいでしょう。
例えば、
「現在、企業への提案前なのか、提案済みで企業からの返答待ちなのかだけ教えていただけますか?」
と聞けば、状況を整理しやすくなります。
営業に確認するときのおすすめ例
「先日応募した○○の求人ですが、現在どのような状況でしょうか?」
「社内選考中と伺っていますが、現在はまだ社内で確認中でしょうか?それとも企業へ推薦済みでしょうか?」
「企業への推薦まで進んでいる場合、現在は企業様からの返答待ちという状況でしょうか?」
「結果が分かるのは、だいたいいつ頃になりそうでしょうか?」
「まだですか?」だけでなく、「今どの段階なのか」を確認するのがポイントです。
電話とメール、どちらで確認する?
メールで確認する方法でも問題ありません。
ただ、私なら重要な確認は電話で聞く方法もおすすめします。
理由は、電話のほうが会話の流れで細かな状況を確認しやすい場合があるからです。
例えば、
「実際、今どこまで進んでますか?」
「企業にはもう出してますか?」
「職場見学まで行きそうですか?」
といった質問は、電話のほうが聞きやすいことがあります。
ただし、電話なら必ず詳細を教えてもらえるわけではありません。
社内情報や企業との取り決めなど、営業側にも伝えられない情報があります。
そのため、聞ける範囲で現在の段階を確認するという考え方が大切です。
「社内選考中」でも1社だけに絞らない
社内選考中だからといって、その求人だけを待ち続ける必要はありません。
派遣の仕事探しでは、複数の求人を比較する方法があります。
例えばA社から事務職の求人を紹介された場合でも、同じような仕事内容を別の派遣会社で探してみることができます。
「同じような事務案件はありますか?」
と複数の派遣会社に聞いてみるのです。
同じような仕事内容でも、派遣会社によって条件が違うことがあります。
比較するときは、
- 時給
- 仕事内容
- 勤務条件
- 交通費
- 契約期間
などを確認しましょう。
「この案件しかない」と思い込まないことも、派遣の仕事探しでは大切です。
社内選考で見送りになったら、理由を教えてもらえる?
ここは派遣会社によって対応が異なります。
応募者へ具体的な理由を伝えられる場合もあれば、詳細を伝えない場合もあります。
実際の営業現場では、企業側の条件や社内事情など、すべてをそのまま応募者へ伝えられるとは限りません。
そのため、
「今回は条件が合わず、お話を進められませんでした」
のように、詳細まで説明されないこともあります。
もし理由を知りたいのであれば、
「今後の求人探しの参考にしたいので、可能な範囲で見送り理由を教えていただけますか?」
と聞いてみるのがおすすめです。
社内選考で落ちたら、営業に何を聞けばいい?
「なぜ落ちましたか?」だけだと、営業側も回答しづらい場合があります。
次の求人につなげるための質問にすると、より有益な情報を得やすくなります。
例えば、
「今回の求人で、私の経験面で足りなかった部分はありますか?」
「今後、同じような求人に応募する場合、どの部分を改善すると通りやすくなりますか?」
「今回の求人はスキル面が理由でしたか?それとも条件面でしょうか?」
「私の経験に合いそうな別求人があれば紹介していただけますか?」
こう聞くことで、単に「落ちた理由」を知るだけでなく、次の応募に活かせる情報を得やすくなります。
社内選考に落ち続けるなら、希望条件を見直してみる
何度も社内選考で見送りになる場合は、「自分に問題がある」と決めつける必要はありません。
ただし、求人の条件と自分の希望が合っているかは、一度確認したほうがいいでしょう。
例えば、
- 最低時給が高い
- 勤務地をかなり限定している
- 残業なしを必須にしている
- リモート勤務を必須にしている
- 特定の職種しか応募しない
- 勤務時間をかなり限定している
など、希望条件を絞りすぎている場合、そもそもマッチする求人が少なくなります。
担当営業には、
「絶対に譲れない条件」と「相談できる条件」
を分けて伝えておくと、別の求人を紹介してもらいやすくなります。
社内選考で落ちたから、すぐ派遣会社を変えるべき?
1件や2件の見送りだけで、すぐ派遣会社を変える必要はありません。
派遣会社が持っている求人と、あなたの経験・希望条件がたまたま合わなかった可能性もあります。
同じ人でも、求人が変われば社内選考を通ることはあります。
一方で、何度相談しても希望条件と大きく違う求人ばかり紹介される、希望を伝えても状況が改善しない、といった場合は、複数の派遣会社を利用して比較する方法もあります。
派遣営業8年の本音|社内選考の見送りは、あなた自身を否定しているわけではない
最後に、派遣営業を8年間経験してきた立場から、本音を伝えます。
社内選考で見送りになったからといって、「自分に価値がない」と考える必要はありません。
営業側では、
- 今回の求人と本当に合うか
- 企業の条件に合わせられるか
- 開始日は合うか
- 時給・契約条件は成立するか
- 他にもっと合う候補者はいないか
- 企業側の募集状況はどうか
といった複数の条件を見ています。
だから、同じ人でも求人が変われば社内選考を通ることがあります。
逆に、経験が十分な人でも、求人との相性が悪ければ推薦されないことがあります。
そして、求職者側からは見えにくいのが、
「社内選考中」と言われていても、まだ企業へ推薦されていないケースがある
ということです。
だから、状況が気になるなら遠慮せず担当営業へ確認してください。
「企業様にはもうご提案いただいていますか?」
さらに、見送りになった場合は、
「スキル面が理由でしたか?条件面でしたか?」
「今後どんな求人なら合いそうですか?」
と聞いてみる。
これが、次の求人探しにつなげるために重要です。
「社内選考中」と言われたときの行動チェックリスト

社内選考中と言われたら、次の4つを確認してみましょう。
- 企業へ提案済みか
- 現在どの段階なのか
- 次に何があるのか
- いつ頃結果が分かるのか
特に重要なのは、
「企業様にはもうご提案いただいていますか?」
という一言です。
これを確認するだけでも、「自分の応募が今どこまで進んでいるのか」がかなり分かりやすくなります。
まとめ|「社内選考中」という言葉だけで判断しない
派遣会社から「社内選考中」と言われても、それだけでは現在の状況を判断できない場合があります。
派遣会社内で候補者を比較している場合もあれば、すでに企業へ提案している場合もあります。
また、社内選考から次の動きが決まるまでの期間も、派遣会社や求人によって異なります。
私の営業経験では1〜3営業日程度で次の動きが決まるケースもありましたが、これはあくまで経験上の目安です。
だからこそ、時間だけで「落ちた」と判断するのではなく、
「企業様にはもうご提案いただいていますか?」
と確認してみましょう。
もしまだ企業へ提案されていないのであれば、
「同じような案件があれば、他にも紹介していただきたいです」
と伝えておくのも一つの方法です。
派遣の仕事探しでは、1社の求人だけを待ち続ける必要はありません。
自分から現在の状況を確認し、複数の求人・派遣会社を比較することで、より自分に合った仕事を探しやすくなります。
「社内選考中」という言葉で不安になったら、まず「今、企業への提案まで進んでいるのか?」を確認してみてください。
よくある質問|派遣の社内選考中について
「社内選考中」と言われたら、企業にはまだ提案されていませんか?
必ずしもそうとは限りません。
派遣会社によって言葉の使い方が異なるため、すでに企業へ提案されているケースもあります。
「企業様にはもうご提案いただいていますか?」と確認するのがおすすめです。
派遣の社内選考中は落ちたという意味ですか?
いいえ。「社内選考中」と言われたからといって、落ちたという意味ではありません。
派遣会社側で候補者として検討されている可能性があります。
ただし、「候補者として検討されている」ことと「企業へ提案されている」ことは別なので、提案状況は確認しましょう。
派遣の社内選考にはどれくらい時間がかかりますか?
一概にはいえません。
私の営業経験では1〜3営業日程度で次の動きが決まるケースがありましたが、派遣会社や求人によって異なります。
時間だけで判断するより、「現在どの段階なのか」を確認するほうが状況を把握しやすくなります。
社内選考中に別の求人へ応募しても大丈夫ですか?
1社だけに絞らず、他の求人も探しておく方法があります。
同じような仕事内容の求人を複数の派遣会社で比較することで、条件を比較しながら仕事を探せます。
社内選考中のまま連絡が来ない場合はどうすればいいですか?
担当営業へ現在の状況を確認してみましょう。
「現在、企業への提案前なのか、提案済みで企業からの返答待ちなのか教えていただけますか?」
のように聞くと、状況を確認しやすくなります。
社内選考で落ちるのはスキル不足が原因ですか?
必ずしもそうではありません。
スキル・経験だけでなく、時給、契約条件、就業開始日、企業の要望、他候補者との比較、企業側の募集状況など、複数の条件が影響する場合があります。
スキルがあるのに社内選考で見送りになることはありますか?
あります。
経験が十分でも、開始日や条件が合わなかったり、他によりマッチする候補者がいたりする場合があります。
派遣のマッチングは、スキルだけで決まるわけではありません。
社内選考で落ちた理由は教えてもらえますか?
派遣会社によって対応が異なります。
具体的な理由を伝えてもらえる場合もあれば、企業側の事情などから詳細を伝えられない場合もあります。
気になる場合は、
「今後の求人探しの参考にしたいので、可能な範囲で見送り理由を教えていただけますか?」
と確認してみましょう。
社内選考で落ちたら、すぐ派遣会社を変えるべきですか?
1件や2件の見送りだけで判断する必要はありません。
求人との相性によって結果が変わることもあります。
ただし、希望条件と大きく違う求人ばかり紹介される場合などは、複数の派遣会社を利用して比較する方法もあります。
あわせて読みたい
- 派遣の職場見学で落ちる理由|営業経験8年が企業側の本音を解説
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- 派遣の契約更新はいつ決まる?更新される人・されない人の違いを解説
- 派遣の時給交渉完全ガイド|タイミング・伝え方・成功のポイント
派遣で仕事を探している方へ
自分の条件に合う求人があるか、まずはチェックしてみましょう!


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